開発目的と場所の紹介
当社のグループ母体である株式会社廣瀬組の会社設立50周年の節目にスタートするこの『徳和ソーラー発電事業』は、十数年の長い期間公共事業に使用する石材を採取し役割を終えた採石所跡地を再開発しての、島内初の大規模地上型ソーラー発電施設となります。『環境の島・エコアイランド構想』即ち、自然と経済の調和のとれた社会を目指した環境循環型島づくりの推進を目指す佐渡島にとっても、このクリーンエネルギー事業は大きな意義がありますし、又この施設を通して、佐渡市民や次世代を担う子供たちへの環境意識の啓蒙に役立てればと考えています。
当発電所は、赤泊港より県道両津・真野赤泊線を車で約10分上った徳和地内にあり、東光寺バス停より入った市道徳和102号線の道路沿いですので、皆様お手軽に見学していただけます。
当施設の開発は平成26年3月に工事を着工し、同年10月31日より発電を開始しました。
施設概要
施設概要 | 佐渡市徳和5325-1番地 | |
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工作物の種類 | 太陽光発電所 | |
施工方法 | 敷地面積 | 19,122平方メートル |
規模 | 4146.3平方メートル | |
太陽電池種類 | 高効率多結晶シリコンパネル(京セラ製) | |
太陽電池モジュール | 56枚/基×45基=2.520枚 | |
太陽電池出力 | 242W×2.520=609.840kW | |
パワーコンディショナー | 500kVA(エス・エム・エイ・ジャパン製) | |
パワーコン出力 | 500kW | |
架台 | 積雪タイプインレイ架台(アルミ製) | |
設置様式 | 地上設置型 |
採石業
港湾工事の基礎に使われる沈石を中心に一般土木工事に使用される石材を採取・販売しています。
砂利・砂・土
用途:路盤材、基礎材、埋め戻し材など
良質岩砕混じり土・岩砕混じり土・レキ混じり土
荒砂(新潟産)
細砂(新潟産)
栗石(5cm~15cm)
用途:基礎材、裏込めなどに用いる
詰石(カゴ石)(15cm~30cm)
用途:フトンカゴ、蛇カゴ、法枠、カゴマット工、などの詰石材
積石(25cm~45cm)
用途:河川護岸の積石(多自然工法)
沈石(60cm~80cm)
用途:海岸・港湾工事で防波堤のマウンドや藻場造成などに使用
ガット船
ガット船による沈石投入。
海域では、貝、藻といった生・植物がほとんど見られません。
しかし、沈石する事により藻が発生しそれを食する魚介類が集まるという効果が見られます。
深さや海流にも影響されますが、その効果を裏付けるために、私達は沈石した後の海域の調査活動も行っています。